我が家では、4歳の息子にお手伝いをしておこづかいがもらえる「報酬型お小遣い制度」をスタートさせました。
イヤイヤ期が終わり、大人が説明したことが理解できるようになる4歳は、お手伝いを覚えるのにもピッタリな時期ですよ。
この記事では、ゆるくお小遣い制度をスタートさせたいという方向けに、シンプルな表を使った報酬型お小遣い制度をご紹介します。
なぜ報酬型お小遣い制度をはじめたのか?
報酬型お小遣い制度を取り入れた理由は次の3つです。
- お金の価値を覚えさせたかったから
- お手伝いを覚えさせたかったから
- 4歳になってイヤイヤ期が落ち着いたから
理由の詳しい説明を、一つずつご紹介します。
お金の価値を覚えさせたかったから
お小遣い制度を始めたきっかけは、4歳の息子があるお菓子を欲しがった時に「これは高いからダメだよ~」と言うと不思議そうにしていたことでした。
子供にとっては、お金の価値がわからないから、値段が高い、安いと言ってもよく理解ができないですよね。
そこで「実際に少額のおこづかいを渡して買い物をする経験をさせたい!」と思ったことがきっかけで、おこづかい制を取り入れることにしました。
お手伝いを覚えさせたかったから
またお手伝いをしたら、おこづかいをもらえる仕組みにすることで、進んでお手伝いをしてくれるようになると思ったためです。
お手伝いをすることで、将来家事が楽になるかな~という私の期待も込めています(笑)
4歳になってイヤイヤ期が落ち着いたから
3歳まで続いたイヤイヤ期が落ち着いて、大人が言ったことを理解して行動できるようになったためです。
理解して行動ができるから、大人にとっても、子供にとってもストレスがなく、4歳はお小遣い制度をスタートさせるのにピッタリの年齢ですよ。
やってみて気づいたこと
やってみてわかったことは次の3つです。
- 進んでお手伝いをしてくれるようになった
- やった成果が目に見えるので子供がうれしそう
- 報酬だけでなく「助かるよ」というと頑張ってくれる
一つ一つ解説していきます。
進んでお手伝いをしてくれるようになった
お手伝いをすれば、お金がもらえることから我が子は頼むと進んでお手伝いをしてくれるようになりました。
目に見える報酬があるので、やる気が上がるようです。
やった成果が目に見えるので子供がうれしそう
我が家ではお小遣いをしたら、表に日付を入れるようにしています。
どれくらいお手伝いをして報酬が溜まっているのかがわかるから、子供がお手伝いをする度に嬉しそうです。
子供がうれしそうだから、大人もうれしくなりますね。
報酬だけでなく「助かるよ」というと頑張ってくれる
お手伝いをしてもらってお小遣いを渡すだけではなく、「ありがとう。助かったよ」というと子供のモチベーションが上がることを感じました。
これは大人も一緒ですよね。お金をもらうだけでなく、自分がしたことが誰かの役に立ったんだ!と実感するととてもうれしいです。
報酬型のおこづかい制度をやってみるならば、お手伝いをしてくれた後に「ありがとう。助かったよ」と一言添えてあげるとお子さんももっと頑張れるかもしれませんね。
【手作り】シンプルなおこづかい帳と作り方
我が家では、あえて手伝った日付を入れるだけのシンプルなおこづかい帳を使っています。
あまり細かいと長続きするか心配・・という方におすすめです。
ここからは、実際に我が家で使っているお小遣い帳の作り方をご紹介します。
今回はたまたま家にあったニッピコラーゲンの入っていた段ボールを使いました。丈夫なのに、ハサミでもカットできる厚さでちょうどよかったですよ。
おしゃれなデザインにしたい方は、穴を開ける前に裏側にお好きな柄の用紙を貼り付けてみるのもおすすめです。
紐を通したので、好きなとこにぶら下げておくことができますよ。
おこづかい帳の使い方
おてつだいができたら、日付を記入します。
我が家では10回お手伝いができたら、100円ずつお小遣いを渡してあげています。
回数や、お小遣いの金額は各家庭の事情に合わせて調整してくださいね。
長続きするか不安・・という方も、シンプルだから始めやすい!
今回ご紹介した報酬型お手伝い帳は、お手伝いをした日付を記入するだけのシンプルなお手伝い帳です。
複雑にすると長続きするか心配・・という方も、これならシンプルですし、1日1個ずつお手伝いをお願いできるので、子供にとっても、親にとっても負担が少ないです。
まずは最初は気軽に始めてみたいというかたは、ぜひ試してみてくださいね。