転勤族の妻は見知らぬ土地を転々とするため、人と比べて試練の多い人生と感じることがありますよね。
特にワンオペ育児をしている場合には、辛さを感じる方が多いはず。
私も、誰も頼る人や話す相手がいない環境でのワンオペ育児は発散することが難しくストレスが貯まる一方で大変辛かったです。
これからの話は同じ環境で育児を頑張っている方に、何か参考になればと思い私自身の体験談や今後の話を書かせて頂きました。興味がありましたらご覧ください。
ネガティブな内容が含まれているので、苦手な方は読むのをここでストップして頂くのをお勧めします。
転勤族の妻。本当の辛さは出産後に知りました
筆者は転勤族の妻になって今年で7年目。2度の転勤を経験しています。
転勤族の妻となって子供がいなかった頃も孤独で辛かった期間がありました。ただこれまでで一番辛かったのは初めての出産後です。
産後ホルモンバランスも崩れているし、孤独な育児で身も心もボロボロでいっぱいいいっぱいでした。
- 日中頼る人が誰もいない状態で、泣き止まない子供と向き合う毎日
- SNSを見るとみんなキラキラして楽しそう。そんな周りの人と自分を比べて自己嫌悪になる
- 地元の友人は気軽に親に頼ったり、出かけているのが羨ましくて仕方ない
- 唯一頼れるはずの夫からも理解を示されるとは限らず、孤独感が高まった。
いま書いていて当時のことを思い出すのも辛くなるくらい辛かったです。
地元にずっと住んでいれば、両親に手助けしてもらいながら子供を可愛がってもらえてたのかなとかいうことばかり考えていて転勤族の妻となったことを後悔したりもしました。
ショッピングモールなどで両親と子供と楽しそうに過ごしている人を見かけると羨ましすぎて見ているだけ嫉妬の気持ちが渦巻いて、そんな自分も嫌になるという負のスパイラル状態。
誰も助けている人がいない室内で、泣き止まない我が子と一緒に何度も泣きました。
転勤族の妻になって人との比較しまくり、比較しては悲観的な想いを頭の中で何度もリピートして想いをエスカレートさせていきます。
この文面を見る限り、かなーり病んでますよね(笑)
今はこのときほど辛くないけれど、この時は転勤族生活の中でも一番ストレスを抱え込んでいました。
転勤族の妻の辛さを共感してくれる人が欲しいと思っていた
転勤妻の悩みは誰に伝えればいいの?
転勤族の奥さんになった方は、いなくはないけどやっぱり数が少ない。
愚痴があまりにも溜まりすぎて誰かに伝えたいけれど、伝える相手も周りにいないです。
まず転勤先で友人が周りに居ません。
それに転勤族の悩みは、転勤族を経験した人にしかわからないこともあると考えてしまっていました。(本当は諦めていただけで今思えばそうではなかったかもしれませんが、そう思うくらいにはマイナス思考でした。)
転勤族の孤独な辛さを話して気持ちを共感されることは珍しく、たまたまあった人に話してもなぁという思いもありこの辛さを筆者はどんどんため込んでいっていました。
生活を共にしている旦那さんが悩みを聞いてくださる方であれば、まだその悩みも晴れるかもしれません。
ただ結論の出ない話を聞くのが苦手という男性の方は多くいます。筆者の場合そんな夫に悩みを伝えてもただ不快な気持ちになるだけで、全く悩みは解消しませんでした。
(愚痴でごめんなさい!!)
転勤族の妻はうつになりやすい?
転勤族の妻はうつになりやすいということを時々聞きます。
実際に筆者も、長い孤独な生活を続けていたせいか人と会うのがしんどい時期がありました。(今はとっても元気です!)
実はあまりにも悩みすぎてうつになったのでは?と思い、心療内科を受診してみたことがあります。
先生からはうつ病のような診断できる症状はありませんと言われました。でも結果的にうつ病ではないことがわかったことで不安な気持ちが晴れて思い切って受診してよかったと思いました。
たまたまいい先生に当たっただけかもしれませんが、私がこれまで誰に話したらいいかわからずため込んでいた愚痴をたくさん聞いてくださり、自分の話したことに対して「あなたは頑張っているよ」と言って下さったことで心が軽くなりました。
しかもただ聞くだけではなく私の思考の癖を教えてくださり、思考の癖から必要なアドバイスもくださって参考になることばかりでした。
心療内科に通院することはハードルが高いことと感じていましたが、実際に行ってみてもっと早く行くべきだったなと思います。
いまはもう必要ないと感じ心療内科には通院していませんが、通院したことで弾みがついて、外で仕事をするようになったり、友人に会うことが楽しみと感じるようになりました。
もしこれを見ている転勤妻の方で、一人悩みをためこんでいる方でもし誰にも辛さを伝えられず人知れず悩んでいる場合、いい先生のいる心療内科を調べて通院してみることも考えてみてもいいのではないかと思います。
初めての受診でいい先生にあたるかはわかりませんが、筆者の場合は行ってみてよかったと思っています。
転勤妻の悩みの相談先
転勤妻になってからストレスフルなのに、悩みを相談できる場所がないのが辛くて筆者なりにどこに相談できるだろうと考えたことがあります。
- 家族や昔からの友人
- 自治体のお悩み相談窓口
- 都道府県のお悩み相談窓口
- 厚生労働省のよりそいホットライン
- 心療内科のカウンセリング
身近に昔からの友人で話せる人がいたら一番だったのですが、転勤先だし当時コロナも恐れられていた時期であったので、行政か心療内科を検討しました。
行政などの電話相談などではお子さんがいても自宅で相談できます。気になる方はぜひ電話してみてくださいね。
私が行政ではなく心療内科を選んだ理由は病気なら少しでも早く適切に治したいと思ったためです。
心療内科の受診料は高いかな?と心配していたのですが処方箋だ処方されなかったためか、自己負担は1回あたり1,000~2,000円程度と良心的なお値段でした。これで医師が悩みを聞いてアドバイスまでくれるなんてありがたすぎるな~と感じます。
気軽に相談したいならココナラもおすすめ!
有料ではありますが、ココナラでは匿名でお悩み相談や愚痴を聞いてもらうことができます。
依頼する出品者にも寄りますが、大体1分100~200円程度でお話を聞いてくれますよ。
行政や心療内科に頼るほどではないけれど、とにかく誰かに話しを聞いて欲しいという方におすすめです!
ココナラでは招待コードを登録すると1,000円分のポイントがもらえます。
ちょっと話を聞いてもらうだけで、辛い気持が少し軽くなるかもしれません。
気になる方は、ポイントを使って悩みや愚痴を相談してみてくださいね。
ココナラの招待コード
GR2FXB
\招待コードを登録して、1,000ポイントGET!/
子供が少し成長すると状況は変わるかも
筆者の経験上の話になりますが、子供と会話ができるようになると状況は好転していったと感じます。
毎日泣いている理由がわからない赤ちゃんと向き合い「気が付けば毎日誰とも会話していない」状況が筆者にとってはもっとも辛かったです。
今は子供も4歳。会話を通じて感情を共有することができるようになり、以前のように孤独と思うことが減りました。
言葉が通じず、泣いてばかりの赤ちゃんと向き合う日々は本当に孤独だし大変です。今大変でも、子供と会話ができるようになれば筆者の様に状況が好転するかもしれません。
今まさに一人で孤独に育児を頑張っている方は、遠くても実家に帰って休んだり、ファミリーサポートを利用したり自分を甘やかしながら自分の心が折れないようにしていきましょう!
転勤族の妻が孤独にならないためにできることは?
転勤族の妻は何もしないと孤独になりがちです。孤独にならないためには、周囲の力を積極的に借りたり、夢中になれるものを見つけて熱心に取り組むことがいいのではないかと思います。
例えば
- 子育て中ならファミサポや一時保育などを利用する
- 仕事をする
- 興味のある趣味などを始める
子育て中ならファミサポや一時保育などを利用する
孤立した状態で子育てをするのは精神的にきついことも多いので、ファミサポや一時保育を利用して誰かの力を借りながら育児をするようにするといいと思います。
私自身も一人で育児を頑張らなきゃと気負いすぎて次第にきついと感じることが長く続きました。
今でこそファミサポや保育園、食材配送サービスを活用していますが、もっと早くから活用すべきだったなと感じています。
子育て中の方はぜひ利用してみてくださいね。実際に利用してみた体験談は以下の記事にまとめています▼
仕事をする
余裕のある方は仕事をするのもおすすめです。自分の目標を見つけてそれに取り組むと、気持ちを強く持てるようになりますよ。
今では自宅でもできる仕事がたくさんありますので、次の転勤が気になる方は自宅で仕事をするのもおすすめです。
興味のある趣味などを始める
趣味があるなら習い事などを始めて見るのもいいですね。私自身も転勤先で好きだった運動を始めましたが、その活動でストレスを発散させたり仲のいい知り合いを作ることができました。
好きな趣味がある方は思いきって始めて見るといいのではないかと思います。
実家を頼る
転勤生活や、ワンオペ育児に息詰まったら実家に帰るのもいいと思います。
子供が幼稚園などに進学すると、長期休み以外に長期の滞在するのが難しくなってきますが、それまでであればあまり支障がありません。
私自身も、育児で辛かったときでも実家に帰ると「夫に悪いのでは」と感じていました。ですが、今思えばそれについて夫に相談をすることはせず勝手に「実家に帰ってはいけない」と思ってしまったのです。
辛かったら我慢せず、まずは夫に相談してみましょう。「実家にしばらく帰りたい」というと案外すんなり受け入れてくれるかもしれません。
転勤先で辛くなった時は、自分で抱え込まず、実家や地元の人と過ごして羽を伸ばすのがおすすめですよ。
転勤族の妻って立派!
改めて自分自身も振り返ってみて思います。転勤族の妻をやってきた人は自分を含めてよく頑張っているし立派!
慣れ親しんだ場所を離れて、時に孤独も味わいながら、家族の日々の生活を支えています。
転勤族で辛さを感じてもだれからも慰めたり、頑張ってるねって言われることはないけれど
でもあえて「わたしよく頑張っているね!」って言いたい!
これを見てくださっている転勤族の妻をしている方も、日々を目いっぱい頑張っているはずです。
自分を労わりながら、自分を大事に生きましょう。
以上、長文お読みいただきありがとうございました!
コメント