環境の変化の時期を迎えると、新しい環境に慣れるかどうか不安になりますよね。
私も転勤族で3度引っ越しをしていますが、その都度新しい環境に移ることに対して少なからず不安やストレスを感じています。
この記事では、3度の引っ越し経験のある私が、環境の変化に対して向き合ってきた対処法をご紹介させていただきます。
- 転勤族の妻歴7年
- 3度の引っ越し経験有
- 男の子2人(5歳と2歳)のママ
\自己紹介/
環境の変化への対処法10選
ここからは私が転勤生活の経験をもとに重要だと感じた、環境の変化への対処法についてご紹介していきます。
①新しい環境に対する自分のタイプを知る
新しい環境に来て不安な方もいれば、変化を楽しめるという方もいます。
新しい環境に飛び込んでも大丈夫な方は自分が思う通りに楽しんで大丈夫!
ただ少しでも不安に感じるという方は、どうしたら自分の不安を取り除けるのか心の声を聞くことが必要です。
自分が不安に対してどう感じるのか自己分析をして、自分にしか気が付けない自分なりの対処法を見出しましょう。
②バランスを意識!自分の心の拠り所を複数作り、心を強くする。
頼れるものが一つであると、それが上手くいかないときに心が脆くなったりしがちです。
新しい環境に来てもいくつか自分の心の拠り所となるものをつくることで、自分のこころを強くすることができます。
例えば転勤族の妻である場合、最初に新しい環境に来て頼れる人は夫だけという状況。
でもその夫との関係も常に上手くいくものとは限りません。そんな時に頼れる人は夫だけという状況は非常に辛いです。
だからこそ、新しい環境に行っても自分の大事なものを複数持つイメージを持ちます。
家族や恋人、仕事、趣味、友人など複数に分散することを意識もって行動するといいと思います。
③自分にとって安心できるものを持っていく
慣れない環境では、自分が安心できるものを持っていると安心です。
特に最初は新しい場所、新しい人間関係と慣れない環境に身を置いているため、一つでも自分の安心できるものをもっておくと気持ちを和ませてくれるのでおすすめです。
④好きだったことを始めてみる
趣味や習い事を始めてみるのもおすすめです。
特に以前から興味のあったものや、昔から好きだったものを始めるのがおすすめ。全く興味のないことをはじめて上手くいくこともありますがただでさえ慣れない環境ということもあるので、自分がワクワクするものに取り組むといいでしょう。
結局楽しく長続きするのは昔から好きだったものだったりします。
没頭できる趣味を持てるようになると、長い人生を豊かにできるのでこの機会に作ってみるといいです。
⑤日記やブログで自分の気持ちを正直に書いてみる。
自分の気持ちを日記やブログに書いてみるのもおすすめ。
そのときは自分の気持ちに嘘をつかず正直に書いてみましょう。
書いて吐き出すことで気持ちが楽になる効果があります。自分の悩みなどを書き出すことで頭の中でぐるぐると考えていたことを、一旦外に出せるので心が軽くなりますよ。
また書いてみて読んでみることで、自分の考えを可視化できます。俯瞰してみることで、新たらアイディアや解決方法を見つけることができます。
それに苦しかった気持ちも記録してあとで振り返ることで、当時の気持ちを思い出すこともできます。楽しいことだけでなく、寂しさや苦しみも理解できるほどに人間としての深みを増すことができると思います。寂しさも自分の成長の栄養に変えていくのに記録していくことはおすすめです。
ブログやtwitterなどのSNSに書いた場合には、同じ状況の人からも反応があるかもしれません。
筆者も以前ブログに転勤族の妻について日記を書いていましたが同じ環境下の人からいいね!がついたり、コメントを頂けることが度々ありました。同じ環境にいるのは自分だけではないと思えることと、自分の想いが誰かに届いていると実感できることは励みになりました。
日記やブログを自分の記録をすることは自分の安定と成長につながるので、おすすめですよ。
⑥活動の場を広げる
不安な方でも少しずつ活動の場を広げてみましょう。
まずは家の近くのお散歩。お子さんのいる方は近くの公園に子どもを連れて毎日行ってみるのもいいでしょう。
毎日同じところに行ってみると、案外自分と同じように顔を出している人に出会います。気が合えばそのまま仲良くなるといいですし、そうでなくてもなんとなく顔を知っている人がいて挨拶をするだけでも少し心が軽くなります。
また家の近くを散歩していくうちに、その地域の雰囲気にも慣れやすくなります。その土地に素敵なお店を見つけたり、自然の豊かさに気が付いて癒されたりということがあればその土地を好きになれます。
少しずつ活動の場を広げてその土地の良い所をみることができるようになると、土地に慣れるようになっていきますよ。
⑦仕事を始めてみる
転勤族の妻の方におすすめの方法です。
仕事をすることで、赴任地でのやりがいや知り合いを作りやすくなります。現地に馴染んだ知り合いを見つけることで、現地の有益な情報も教えてもらえるのでおすすめですよ。
また自分で稼いだお金があると妻が自由に使えるお金も増えます。自由に使えるお金があると心も自由になりストレスを溜めづらくなります。
転勤族の妻などが夫の赴任地について行った場合、現地で勤務地を選べない限り仕事を辞めてきた方が多いと思います。筆者もまた夫の転勤に伴い仕事を辞めて、夫の赴任地についてきました。
辞めてすぐは仕事がないことで快適に過ごせるのですが、仕事をしない期間が長くなってくると虚しさを感じたり人と繋がりがないことに悲しさを覚えます。ですが筆者の場合は再び仕事をすることで、生きがいをみつけることができ、自分の自由に使えるお金も増えて見知らぬ土地で以前より快適に暮らせるようになったと感じました。
転勤族だとしっかりと伝えた上で、求人応募するのもいいでしょう。もし転勤族や小さなお子さんがいて働くことをためらうようであれば、派遣やタイミーなど1日から働けるバイトは隙間時間に働けるので転勤族にもおすすめですよ。在宅であればcroudworksで仕事を請け負うことも可能です。自分の環境に合わせて働き方を考えてみるのもいいと思います。
⑧無理して仲良くなれる人を見つけなくてもいいと考える
新たな土地で仲良くなれる人を見つけられるとベストですが、出会う人との相性もありますし相手あってのことなので無理は禁物です。
むしろ仲良くなりたいと思う程に、相手が逃げていくこともあるかもしれません。人を疑うのはよくないですが、寂しさを利用して漬け込んでくる人間もいるかもしれません。
あまり誰かと仲良くすることに捕われず、自分の心を自由な状態にできるようにしてその状態で気の合う人に出会えたらラッキー!と思うと案外気の合う人と出会えたりします。
仲いい人を見つけようと無理しないで、ゆったりとした状態で過ごせるといいですね。
⑨辛くなったら地元や自分の好きな場所へ帰る
今いる場所が辛いと感じたら、無理せず自分の安心できる場所に帰りましょう!
自分の安心できる場所に帰り、家族や友人に会えると楽しく帰ってよかったと思えます。地元などの安心できる場所に帰ってパワーチャージをしたら、今いるところでまた頑張ろう!と思えますよ。
筆者も関西にいた頃、3ケ月に1度は地元に帰っておりました。飛行機を使って片道6時間の道のりでしたし、格安航空券を購入しても往復4万くらいはかかるので決して負担が無いわけではありません。それでも地元に帰ることで自分を維持できていたと思うので、我慢せず帰ってよかったと思っています。
また筆者は、地元に帰る費用を自分で稼ぐためにバイトをしてました。でも地元に帰るためにバイトをする中で、仲良くなれる人を見つけることもでき好循環になっていましたよ。
⑩どうしても無理…なら元に戻る選択もあり!
人間どうしても合わない環境ってあります。
どうしても合わないなら、心が病む前に自分に合う環境に身を置くのも大事な選択です。
耐え切れないと思うならば、職場を変える、地元に帰るという選択をしてもいいです。
筆者の話を聞く限りでも、夫の転勤に帯同したものの環境が合わず自分だけ地元に帰ったという人もいます。また帯同してみたものの無理をしてしまいうつ病になってしまったという方もいらっしゃいます。
一度心を壊してしまうと、元に戻すのにはそれなりに努力が必要です。
限界が来る前に、ご家族に相談をして環境そのものを変える選択をするのもいいです。
無理は禁物。自分のことを大事にしましょう!!
心に異常を感じたら、まずは身近な人に相談。それでもだめなら病院へ相談
新しい環境でストレスを感じる方は多いです。
最初のうちは我慢ができても、我慢が続くと心にも影響が及んできます。そうなると後々にも影響が出てくる可能性があります。
そうなる前に必ず身近な人に相談をしましょう。話をすることで気持ちが楽になることや、周囲の人の理解が得られるかもしれません。
ただそれでも心に異常を感じるようであれば、病院への通院も検討しましょう。「こんなことで相談していいのだろうか」と悩むかもしれませんが、案外些細と思うことでも大丈夫!!いい先生であればきちんと患者に向き合ってくれますよ。むしろ些細だと感じるうちに通院がおすすめです。
まとめ
- 自分の性格をよく知り、自分にとってベストな新しい土地への慣れ方を考える。
- 心の拠り所を複数持つよう意識して、心を強くするイメージを持つ。
- 自分の安心できるものを持っていく。
- 好きなことを始めて、自分がワクワクする時間を作る。
- 日記やブログで自分の感情を素直に書き出し、感情の整理をする。
- 少しずつ活動の場を広げていくことで、新しい土地へ慣れる。
- 無理して仲良い人を見つけなくてもいい。
- 辛くなったら安心できる場所に帰る。
- 心に異常を感じたら通院を検討。
新しい環境に慣れるのは大変ですよね。正直に言って筆者も苦手です。6年間転勤族を経験して感じたことは、無理は一番よくないということ。無理して新しい場所に慣れようと思うと疲れてしまうし長続きせずスタミナ切れしてしまいます。
常に自分の心の声を聞いて、どうしたら自分がより心地よいかを考えるのがいいと思いました。
これを見ている方は新しい環境への不安感がある方が多いと思います。どうか無理はなさらずご自愛していきましょう。
コメント